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河津桜の旅#7:河津桜ライトアップ [旅]

割込みありましたが、河津の続きです。

2日目は実は、あのチリ地震の津波が来るという警報が朝からずっと出ていた日で、激しく降る雨の中、河津町では朝から予定到着時刻の13時過ぎまで何度も警報が鳴ったり町役場からの放送が流れたり、伊豆急行も朝から運休という落ち着かない雰囲気でした。

雨も上がり、津波も問題なさそうだということがわかった夕方ごろ、再び河津桜まつり会場へ。前日よりは人が少なかったかなぁ。またまた川沿いを少しお散歩し、来宮神社に行ったり、つるし雛を公開している個人のお宅に立ち寄ったり、河津桜の原木といわれる飯田勝美さん(故人)宅の桜を見たりしてたらあっという間に暗くなってきました。

原木はもう大分、見頃が過ぎてしまってましたが、それより少し先にあった名木「車の桜」のライトアップがきれいでした。

kawadu 171

ライトアップはちょっと照明が暗めです。

kawadu 177 
車の桜も原木と同じく個人のお宅の庭に入って見られるようになっているのですが、歓声を上げながら見ていると、たまたま通りかかった桜の木のおうちのご主人が色々説明してくれました。河津桜が見つかったのは、昭和43年。それ以来河津町の人たちは、原木から採取した枝を大島桜などに接ぎ木して町中に木を増やし続け、今では桜の町になったというお話を熱く語ってくれました。だから、今では町中にたくさんある河津桜は、みんな親子とか兄弟姉妹なんだそうです。何もなかった河津の町が、桜の町に生まれ変わるには40年にも及ぶ町の人たちの努力が、あったんだなぁと感慨深くお話をうかがいました。だからこそ、河津桜の咲くこの季節、河津の町は町が一丸となってさくら祭りを盛り上げようとするんですねぇ。


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コメント 2

esah

こんにちは。
河津桜にそんな歴史があったとは知りませんでした。
すごいですね。
by esah (2010-03-12 15:01) 

あっち

>esahさん
たくさん咲いてるから、大昔からあるのかなぁと思ったら、意外と歴史が浅くて驚きました。
by あっち (2010-03-13 00:22) 

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